≫≫ トリカブト  キンポウゲ科
【 用語集 】 附子 ブシ ) [ 局 ] 有毒・漢方薬

トリカブトの根には猛毒があり、多数の民族に矢毒として使われました。品質の善し悪し(毒の強さ)は、 根をかんで舌のしびれ具合で判断したそうですが、もちろん有毒です。花は鮮やかな青色をしており、毒々しい色と感じる人もいるようですが、 切り花にもされます。名前は、花の形が鳥兜という帽子に似ていたことから。

中国原産のハナトリカブトは、名前の通り見栄えのする花を つけます。薬用部分の根は毒性が強いために、そのまま使うことはほとんどなく、減毒の処理を行った加工ブシ(附子)として使用します。 減毒処理をすると、体力の衰えている場合の強心に効果がでてきます。日本産では、オクトリカブト が同様の方法で利用されます。

普通に山野に見られるのはヤマトリカブトの仲間で、やはり根は有毒です。 変種があり、専門家でないと種の特定は難しいようです。トリカブトの栽培は注意が必要で、植替えの際には軍手などを使い、 素手で扱うことは避けてください。
2002.11.New-2005.10Re
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1. ハナトリカブト Aconitum chinense Sieb.et Paxt.
※訂正 誤って、カラトリカブト(A.carmichaeli Debeaux)の学名を併記していたので、削除。
2. ヤマトリカブト
3. オクトリカブト Aconitum japonicum Thunb.
撮影・東京都薬用植物園、つくば実験植物園 2002.09.-2005.10