2015.10.
トチュウ トチュウ科
杜仲 トチュウ ) [ 局 ] 漢方薬

■ トチュウは、本種のみで科をつくる中国原産の落葉高木です。 雌雄異株で、葉は互生、葉身は長楕円形で、先が尖り、鋸歯があります。 日本でも栽培され、葉や茎を引きちぎると、有用成分であるグッタペルカ ※1 のゴム質の白い糸を引きます。

※1 グッタペルカは、本来はグッタペルカノキを指します。 グッタペルカの出す乳液が、トチュウの成分に似ていることから同じ名称で呼ばれています。

■ 成分のグッタペルカは、強壮や強精、鎮痛に効果があります。古来より、外皮を除いた樹皮を薬用とし、漢方処方に配合利用してきました。
トチュウ  Eucommia ulmoides Oliv.
葉は食品の分類で、健康茶として利用され、一時期は杜仲茶ブームになる程の人気がありました。他にもグッタペルカは、天然ゴムの資源としても着目されています。

「杜仲」の名前は、この木の皮を煎じて飲んでいた「仙人」の名前から。属名 Eucommia は、良いゴム。種小名 ulmoides は、ニレ属に似た の意味です。
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