≫≫ タンポポ  キク科
【 用語集 】 蒲公英 ホコウエイ 漢方薬

子供の頃、タンポポの綿毛(種子と冠毛)を吹いて遊んだ方は多いと思います。ごく普通に見られる 植物で、在来種には、カントウタンポポ(関東地方)、カンサイタンポポ(近畿地方)、 シロバナタンポポ(関東地方以西)などがあります。

一般に全国の都市部でみられるのは、帰化植物の セイヨウタンポポです。開花期間が長く、受精しなくても種子のできる単為生殖であるために勢力範囲を拡げています。 在来種とは、総苞の外側が反り返っているかどうかで見分けます。ただ、最近の調査結果としてセイヨウタンポポの外見でも 在来種と交配しているとみられるものが多いという新聞発表もありました。遺伝子レベルの話ですから、取り敢えずは外見で判断するしか ありません。カントウタンポポも、ヒロハタンポポ(関西系)とエゾタンポポ(北海道)の中間種とみられており、植物史の中では、 調査結果は予想されたことなのかもしれません。

使用部位はゴボウのような根で、薬効としては、両者に差はないとされ、健胃、利尿、催乳などに用いられます。 セイヨウタンポポの葉は、サラダとしておすすめです。
2002.09. New
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1. セイヨウタンポポ Taraxacum officinale Weber
2. セイヨウタンポポの冠毛
3. カントウタンポポ Taraxacum platycarpum Dahlst.
4. シロバナタンポポ Taraxacum albidum Dahlst.
撮影・東京都薬用植物園、他 2002.04.-09.