≫≫ サンシュユ  ミズキ科
【 用語集 】 山茱萸 サンシュユ ) [ 局 ] 漢方薬

サンシュユは、中国および朝鮮半島原産の落葉樹。早春、葉に先駆けて黄色の小花を群がり咲かせます。 その様子から、別名 ハルコガネバナ、また、秋につける長楕円形の実の様子から、サンゴバナともアキサンゴとも呼ばれています。赤く熟した果実は、食べることが出来ます。 和名のサンシュユは、漢名「山茱萸」の音読みからつけられました。

熟した果実を、熱湯につけた後、種子を取り除いて乾燥したものを、生薬名 山茱萸といいます。 エキスは、血糖降下、抗アレルギーなどの作用があり、漢方では止汗や滋養強壮を目的として処方されています。 代表的な処方としては、八味地黄丸に配合されています。尿の出が異常、口が渇く、全身に倦怠感があるといった中高年を対象とした腰痛や糖尿病に応用されています。
民間薬としては、山茱萸を焼酎に2〜3ケ月漬けたものを飲用します。疲労回復、強壮、冷え性などに。

2005.03.New 2010.03.Re

サンシュユ Cornus officinalis Sieb.et Zucc.
撮影・東京都薬用植物園 2007.12.〜2009.09.