2015.10.
セージ シソ科
香辛料、ハーブティー

■ セージ sage は、広い意味では Salvia(アキギリ)属の沢山の種類の総称になっています。 葉に芳香を持ち、ハーブとして利用されるものも多く、中でも良く使われているのが、common sage コモンセージです。 ヨーロッパ南部、地中海沿岸が原産地とされ、各地で栽培され、単にセージというときには、本種を指すのが普通です。

高さは60cmほどになる多年草で、2年目以降に基部が木質化するので、常緑(半)低木ともいわれます。茎には4稜があり、葉は対生し、葉身は楕円形です。 全体に短毛が密生して白緑色になり、葉脈は細かな網目模様になります。 5〜7月に、 円錐形の総状花序に青紫色の唇形花をつけます。

■ 開花前に葉を採取し、陰干した後に香辛料として使用します。脂分の多い肉の殺菌と香りづけなど、西洋では肉料理に繁用され、ソーセージの語源とする説もあります。 また、ハーブティーなど、通常の食品として適度に利用すれば、リラックス効果があり、食べ過ぎや飲みすぎ、疲労回復に良いとされています。
セージ Salvia officinalis L.
日本では治療に用いたことはありませんが、一部の炎症に対して外用すると効果があるともいわれます。 葉や花が綺麗なので、鑑賞用として庭に植栽されることもあります。

属名 Salvia は、治療 salvare という言葉由来のラテン古名。このグループに薬用になる種類が多いことから。sage は、Salvia からの転訛。種小名 officinalis は、薬用になる の意味です。
サルビア各種・・・薬用ではないものもあります。
Salvia miltiorrhiza タンジン 丹参 根を婦人薬として使います。
Salvia sclarea オニサルビア クラリー・セージ 葉から採れる精油を、アロマテラピーに使います。
Salvia guaranitica サルビア・ガラニティカ 誤ってメドーセージの名前で販売されました。
Salvia pratensis サルビア・プラテンシス こちらが本来のメドーセージです。
Salvia miltiorrhiza Salvia sclarea Salvia guaranitica Salvia pratensis
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