≫≫ オウレン  キンポウゲ科
【 用語集 】 黄連 ( オウレン ) [ 局 ] 漢方薬


オウレンは、漢方の普及にともなう生薬の需要増をまかなうために、国産の代用生薬として開発されました。 薬用部位の根茎は、ベルベリンを含み強い苦味があります。根茎の節が黄色の珠を連ねたようになるところから「黄連」の中国名があり、和名は、その音からつけられました。 強い抗菌作用、抗炎症、血圧降下、止瀉、緩下、止血などの作用があります。漢方では、オウゴン( コガネバナ参照) と組合せて処方されることが多いようです。

本州・四国などの明るい山林に自生していて、葉の切れ込みよって下記の3つの変種に分類されます。

1回3出葉・ キクバオウレン
2回3出葉・ セリバオウレン
3回3出葉・ コセリバオウレン

栽培は、主に セリバオウレン(右・画像)が行われています。
果実は、袋果(たいか)と呼ばれる形をしていて、先端に少し隙間があります。被子植物では、比較的、原始的な姿をとどめているといわれています。 2003.04.New-2010.02.Re
左から、
キクバオウレン Coptis japonica Makino var. japonica Satake
セリバオウレン Coptis japonica var. dissecta Naka
コセリバオウレン Coptis japonica Makino var. major Satake
撮影・東京都薬用植物園 2006.02.-03.N