≫≫ ヌルデ  ウルシ科
【 用語集 】 五倍子ゴバイシ ) [   ] 製造原料

 ヌルデは、日本の山野によく見ることができる雌雄異株の落葉樹で、 羽状複葉の小葉の葉軸間に、翼をつけるという特徴があります。
ヌルデシロアブラムシが、葉の軸などに寄生する [ ※1 ] と、袋状の不定型な虫こぶをつくります。この虫こぶを乾燥したものが五倍子で、 多量のタンニンを含有しています。

五倍子から抽出精製されるタンニン酸 [ 局 ] は、収斂の作用があり、止瀉薬や止血、鎮咳、うがい薬などに利用されています。また、 皮なめしや青インクの原料にも使われます。

※1 産卵されることにより、寄生される。袋の中には、羽化を待つアブラムシが入っている。
   画像参照
2006.11.New

ヌルデ Rhus javanica L.   撮影・東京都薬用植物園、他 2005.09.-2006.10