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【 用語集 】 葛根 カッコン ) [ 局 ] 漢方薬

クズは、日本各地の荒地や道路脇などに自生する大型のつる性多年草です。茎は太く強く、この繊維を材料として織った布「葛布/クズフ」は、 今でも民芸品として作り続けられています。葉は互生の3出葉で、小葉は10〜15cm位。根は繊維質が多く、デンプンも蓄えて肥大します。

一時期、北米で種子を蒔かれたことがありましたが、繁殖力の旺盛さゆえに、現在では、害草扱いになっています。

根の外皮を取り除き、乾燥させたものが、生薬の「葛根/カッコン」で、一般には5mm角程度に刻まれたものがよく流通しています。葛根湯の主剤とされるほか、 発汗、解熱などの目的で漢方処方に配合されます。

根から採取したデンプン「葛粉/クズコ」は、クズ湯として風邪の引き始めなどに飲用されます。薬用目的以外では、くず餅などの和菓子にもよく利用されています。

また、穂状の花序のまま採取し乾燥した「葛花/カッカ」の煎液は、二日酔いに効果があります。



2007.01.New


クズ Pueraria lobata Ohwi.
撮影・東京都薬用植物園、他