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【 用語集 】 甘草 ( カンゾウ ) [ 局 ] 漢方薬・甘味料

ウラルカンゾウスペインカンゾウの根やストロン(走出茎、ほふく茎)は、用途も広く、最も重要な生薬のひとつです。 鎮痙・鎮咳・抗炎症などの効果があり、葛根湯や芍薬甘草湯など、7割以上の漢方処方に配合されています。

カンゾウは、医薬品以外にも、医薬部外品や食品として利用されています。まず、成分のグリチルリチン酸は、副腎皮質ホルモン様作用を示すところから、スキンケアクリームや練り歯磨きなどに。 また、甘草という名前の通り、甘みがあるので、醤油を初めとした食品の甘味料としても利用されており、その使用される範囲は年々広まっています。

産地は地中海沿岸や中国北部で、日本での栽培は試されている程度です。輸入の多くは中国産に頼っていますが、需要の拡大と採取方法が原因で自生地が減少しています。 今後、自生地の回復がみられない場合には、中国産カンゾウの輸入に影響がでることは必至で、中国国内での植栽等の対策が期待されています。

2005.07.New


ウラルカンゾウGlycyrrhiza uralensis Fisch.
撮影・明治薬科大学 薬用植物園 2005.06.