2015.05.
ドクダミ  ドクダミ科
ジュウヤク  [ 局 ] 民間薬

■ ドクダミは、半日陰の湿った場所を好み、地下茎で増えしばしば群生します。 高さは15〜30cm、葉は心形、5〜7月に、葉に対生する形で穂状花序をつけます。4枚の白い花びらに見えるのは総苞片で、花穂には多くの小花がつきます。 小花はガクや花弁のない無花被花で、雄しべ3個、雌しべ1個からなり、雌しべの先は3本の白い柱頭になります。

■ 特徴ある臭気と繁殖力のため、嫌われることもあるようですが、民間薬として広く利用されてきました。 花期に地上部を採り、乾燥させたものを十薬(または重薬、ジュウヤク)と呼び、煎じて飲用すると、利尿や便通の改善などに効果があります。乾燥させると、生の葉のような臭いはなくなり、飲みやすくなります。

あまり鑑賞の対象にはされず、わずかに八重咲き種や斑入り種が栽培される程度です。和名の由来は、「毒痛み」や「毒を矯める」などの言葉とされています。 属名 Houttuynia は、人名由来。種小名 cordata は、心臓形の。ヤエノドクダミの品種名 plena は、沢山の、八重の、ゴシキドクダミの品種名 varie は、種々の、不同の、変わりやすい の意味です。
ドクダミ Houttuynia cordata Thunberg  / ヤエノドクダミ Houttuynia cordata f.plena
斑入り種 ゴシキドクダミ Houttuynia cordata Thunberg forma varie
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