2015.10.
ダイオウ タデ科
大黄 ダイオウ ) [ 局 ] 製造原料・漢方薬

■ 薬用のダイオウは、草丈2〜3mに達する大型の多年草です。 原産地はシベリアで、日本でも冷涼地で栽培されています。葉は互生し、太く長い葉柄を持ち、葉身は長さ50cmほどもあり、大きく数回中裂し、裂片はさらに不規則に裂けます。

日本薬局方では、基原植物をRheum palmatumR. tanguticumR. officanaleR. coreanum又はそれらの種間雑種としています。 いずれも根茎と根は肉質で太く、断面が黄色いことから、「大黄(だいおう)」と呼ばれたと見られます。

■ 生薬には、乾燥させた根および根茎を用います。緩下、消炎、健胃整腸、瀉下剤として便秘薬に配合され、特に緩下については漢方では重要な生薬のひとつです。 大黄の成分には下痢を止める作用のあるタンニン類も含まれています。そのため長期間にわたり連続使用しても、副作用により病的な下痢症状が起きにくいのが特徴になっています。

属名 Rheum は、ヴォルガ川の現地古名のひとつ Rha 川が由来で、流域に Rheum 属が多かったためとする説があります。他に別の言語が由来とする説もあります。
ダイオウ Rheum officinale Baill.
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