| ボ タ ン ( ボタン科 ) |
| 【 用語集 】 | 牡丹皮 ( ボタンピ ) [ 局 ] | 漢方薬 |
●落葉低木のボタンと草本の多年草
シャクヤクは同じボタン科ボタン属です。共に古い時代に薬用として移入されましたが、
花の美しさから観賞用にもされ、特に江戸時代からは多くの品種が創出されています。●ボタンは、根の木質化した芯を抜いた ※1 「牡丹皮」(右)を 薬用にします。抗アレルギー、止血、鎮痙、抗炎症、中枢抑制などの作用があり、漢方処方や婦人薬として使われています。 ※1 芯の有無による成分的な差は認められていない。手間をかけて芯を抜く理由は未解明。 |
| シャクヤク ( ボタン科 ) |
| 芍 薬 ( シャクヤク ) [ 局 ] | 漢方薬 |
|
●シャクヤクは、平安時代に移入され、室町時代には観賞用としても
栽培され始めました。薬用とされるのは根の部分で、鎮痛、鎮痙、平滑筋弛緩、消炎、血圧調整など、ボタンよりも強い各種の作用があります。
葛根湯、芍薬甘草湯など処方例も多く、中でも四物湯(シモツトウ) ※2 のような婦人病の漢方には欠かせない生薬となっています。 ※2 強壮薬、冷え症、婦人薬、月経不順、しもやけ、しみ、血の道などに応用する基礎的処方例。 当帰(トウキ)、芍薬(シャクヤク)、川弓(正しくはクサかんむりに弓/センキュウ)、地黄(ジオウ)の4生薬からなる。 |
|
1. ボタン Paeonia suffuruticosa Andr. 2. シャクヤク Paeonia lactiflora Pallas 撮影・東京都薬用植物園 2002.05. |
| このページのトップへ↑ |