≫≫ アサガオ  ヒルガオ科
【 用語集 】 ケンゴシ ( 牽牛子 ) [ 局 ] 主に製造原料

鮮やかな花色で夏の早朝を演出してくれるアサガオは、 元々は薬用として中国から ※1 入ってきたものです。種子は、生薬名を 「牽牛子 ※2 」といい、利尿、 緩下の目的で製薬原料に利用されています。

※1 奈良時代末に遣唐使によって持ち込まれたとする説、朝鮮半島から来たとする説などがあり、正確な時期は不明。
※2 王の病気をアサガオの種子で治したところ、謝礼に牛をもらい、牛を牽(ひ)く力があるとして名づけられた。

アサガオの薬用成分ファルビチン pharbitin は、水には溶けないので、煎液ではあまり効果がなく、 粉末の状態で用いられます。実際の効果としては、穏やかな意味合いの緩下ではなく、より強い峻下の作用があります。そのため、 衰弱している人や妊婦の使用は注意が必要です。

 アサガオ Pharbitis nil Choisy
2004.07.New