| アロエ ( ユリ科 ) |
| 【 用語集 】 | アロエ ( または蘆薈 / ロカイ ) [ 局 ] | 製造原料 |
|
●生薬名「ロカイ」は、中国名「蘆薈」を日本語読みしたものです。一般的に総称してアロエと呼ばれていますが、
利用方法から分けると、医薬品・民間薬・食用という3つのグループになります。 ●医薬品に用いられるのは、ケープアロエ (アロエ・フェロックス) と A.アフリカーナ及びその交配種です。丈が3メートルにもなる大きなアロエで、 葉から採れる液汁を乾燥して固形にしたものを、健胃や下剤の配合剤にします。骨盤内臓器の充血を起こすアロエ・エモジン aloe-emodin などの成分が含まれているので、大量の服用は、妊娠時、月経時、腎炎、痔疾などの場合、注意を要します。
●民間薬の領域では、「医者いらず」とも呼ばれるキダチアロエの利用が一般的です。
栽培が容易で、鉢植えをよく見かけますが、北風を避けて地植えにすると、丈1メートル程度の大きな株になります(東京周辺・平野部)。
通常、強い作用はないようですが、摂取の時期には、医薬品に準じた扱い※1 をされる方が良いようです。 ●アロエジュースやゼリーなどの食用には、肉厚のアロエベラが、 利用されています。食感や味覚を楽しむためのもので、医薬品の薬効はもちろん、民間薬のような効用もありません。 |
| 1. アロエ・フェロックス Aloe ferox Mill. 2. アロエ・アフリカーナ Aloe africana Mill. 3. キダチアロエ Aloe arborescens Mill.var.natalensis Berg 4. アロエベラ Aloe barbadensis Mill. 撮影・東京都薬用植物園、他 2001.08.-2003.02. |